そして、家庭に休みはない。

帰りの道中。
列車に揺られながら家庭では“2つの事件”が立て続けに起きていた。

ひとつは、子どもの夏期講習の申し込み期日。
もうひとつは、学校の面談日程
── 自分が予定を失念していたことが、帰路の列車内で発覚。
電話だったり、スマホの通知だったり。

家に帰った時、まだ誰も居ない。
静かな部屋の灯りだけが、生活のリズムを淡々と示している。
夏期講習の受講希望は、短いメッセージで届いていたが、 定員オーバーで参加見送りという結論を知り、少し肩が落ちた。

学校の面談は、急いで日程を再調整し、辛うじて翌日にリスケ成功。
どちらも、生活の“日常の納期”と言えるものだ。

日ごろから、大ぶろしきは広げても畳めないタイプ。

タスク管理、納期管理が苦手なワタシは家庭でも自分からは逃れられない。
結局、ここでも、また同じ課題に直面する。

連休を皮切りに、来週から子どもは夏休み。

それを前にして、1学期の成績が出るらしい。
概要はすでに把握しているので、 夏の過ごし方について少し話せたらと思うのだが、 思春期の子どもは、簡単に本音を語ってはくれない。

経営の意思決定とはまったく違う。
家庭の論点は、整理しても、磨いても、必ずしも前に進むとは限らない。

そもそも聞いてさえもらえない。

それでも、ワタシはキミの味方です。

そして、生活は続いていく。
家庭に休みはないという事実だけが、静かにそこにある。