──AI時代の「仕事の依頼の仕方革命
第二部:ふわっとした仕事で固まってしまうあなたへ
──まずは“人間の力”で塊をほぐす方法
ここからは、あなたに手を差し伸べます。
ふわっとした仕事を渡されて、 思考が止まってしまったあなたへ。
まず、これだけやってみてください。
✍️ **① 上司の言葉を、そのまま書き出す
(声が強かったワード・繰り返されたワードに印をつける)**
上司が言ったことを一字一句そのまま書き出してください。
その際に、
- 声が強かったワード
- 繰り返し出てきたワード
に印をつけておきます。
これは、ジャパネットたかたの高田社長がやっていた“強調”と同じです。 声の強さは、上司の 主観・感情・焦り・恐れ・期待 が最も濃く出る部分。
つまり、
声が強いワード=塊の中心に最も近い“重い言葉”。
🔍 **② 塊の中から“触れる言葉”だけを機械的に抜き出す
(固有名詞・名詞・数字・期限など)**
ここは、誰でもできる“ワード抽出”です。 主観は使いません。
ただ淡々と、具体語だけを拾う。
例:
- 来期
- 評価制度
- 現場
- 経営会議
- 案
これは 機械的作業 にしておくことが重要です。 読者が「できる」と感じるから。

⚖️ **③ 抜き出した言葉の中から“重い言葉”を選ぶ
(上司の主観 × 自分の主観 × 具体語の三つを重ねて選ぶ)**
ここが生命線。
選ぶときに使う材料は3つ:
① 上司の主観(声の強さ・繰り返し)
①で印をつけたワード。 上司の感情の重心。
② 自分の主観(直感・違和感)
あなたが「ここが気になる」と感じた言葉。 違和感は、実務では非常に重要なシグナル。
③ ②で抽出した具体語(機械的事実)
固有名詞や数字など、 “事実としてそこにある言葉”。
この 三つを重ね合わせて選ぶ のが③の本質。
例:
- 経営会議(声が強かった)
- 評価制度(自分の直感が反応した)
- 現場の不満(具体語として存在)
この中から、 最も“重い”と感じる言葉を選ぶ。
🎯 ④ 問いは立てない。選ぶだけでいい(ここが生命線)
多くの人はここで止まります。 問いを立てるなんて、抽象すぎてできないからです。
だから、問いは立てなくていい。 選ぶだけでいい。
次の5つの問いのどれかを選んでください。
① 何のため?(目的)
② どこまで?(範囲)
③ いつまで?(期限)
④ 誰が困っている?(対象)
⑤ 何が一番問題?(核心)
重い言葉に合いそうな問いを、 一つ選ぶだけでいい。
🔁 ⑤ 選んだ問いを裏返すだけで“仮の答え”ができる
問い:評価制度のどこまで見直す? 裏返し:運用ルールだけ見直せばいいのでは?
問い:誰が困っている? 裏返し:現場が困っているのでは?
問い:何が一番問題? 裏返し:納得感が低いのでは?
これで、あなたは自力で“答えの入口”を作れています。


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